ハンディターミナルとは?10分でわかりやすく解説

2026.02.12

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物流現場では、入荷・出荷・在庫確認など、多くの情報を正確かつ素早く扱う必要があります。そうした作業を支えているのが「ハンディターミナル」です。小型の端末を手に持ち、バーコードなどを読み取ることで、現場での情報入力や確認を効率化します。紙や記憶に頼っていた作業をデータ化し、ミスや手戻りを減らす役割を担っています。

📌 ポイントはここ
  • ハンディターミナルとは、物流現場で使われる携帯型の業務用データ入力端末
  • バーコードやRFIDを読み取り、システムと情報を即時連携する仕組みがある
  • 倉庫や配送の現場で、正確な処理とスピーディーな作業進行が両立したい工程で活用されている

ハンディターミナルとは何か?

ハンディターミナルは、バーコードやQRコードを読み取るスキャナと、入力・表示機能を備えた携帯型端末です。現場を移動しながら使えるため、固定のパソコンでは対応しにくい作業に向いています。読み取った情報は、その場で確認でき、基幹システムへ送信されます。結果として、作業状況がリアルタイムで可視化されます。

似た機器との違い

スマートフォンと見た目が似ていますが、業務用途を前提に設計されています。落下や衝撃に強く、長時間の連続使用にも耐えやすい点が特徴です。また、業務アプリがあらかじめ組み込まれている場合も多く、現場向けの操作性が重視されています。単なる通信端末ではなく、作業の一部として組み込まれる存在です。

ハンディターミナルの主な機能

ハンディターミナルには、物流業務を支えるさまざまな機能が備わっています。ここでは、代表的な機能を実際の業務と結び付けながら整理します。

バーコード・QRコードの読み取り

商品のラベルをスキャンするだけで、品番や数量を瞬時に取得できます。手入力に比べ、入力ミスが起きにくい点が強みです。読み取り結果は即座に画面へ表示されます。確認しながら作業を進められるため、修正の手間も抑えられます。

データ入力と送信

数量の増減や作業完了などを端末上で入力できます。入力内容は無線通信を通じて、在庫管理や出荷管理のシステムに反映されます。事務所に戻ってまとめて入力する必要がありません。現場と管理部門の情報差を小さくします。

音や振動によるフィードバック

スキャン成功時に音や振動で知らせる機能もあります。画面を見続けなくても、作業結果を把握できます。周囲が騒がしい倉庫内でも使いやすい工夫です。作業のテンポを崩しにくくなります。

物流現場での活用シーン

ハンディターミナルは、倉庫や配送など物流のさまざまな現場で使われています。
ここでは、具体的な業務シーンごとに、どのように活用されているのかを見ていきます。

入出荷時の検品

入出荷の際には、商品をスキャンし、伝票やシステム上のデータと照合します。数量や品番の違いをその場で確認できるため、誤出荷や検品漏れを防ぎやすくなります。検品結果が即時に記録され、後工程へ正確な情報を引き継げる点も特長です。

ピッキング・仕分け

指示された商品を探し、読み取りながら集めていく工程で活用されます。誤った商品を手に取ると警告が表示されるため、作業ミスを抑えやすくなります。作業者ごとの進捗も把握しやすく、結果として出荷精度の安定につながります。

棚卸・在庫管理

定期的な棚卸では、在庫数をその場で登録できます。紙のリストと照合する手間が減り、集計作業も自動化されるため、作業時間を短縮できます。現物とデータのズレを早期に発見できる点も利点です。

導入時に知っておきたいポイント

📦導入時に知っておきたいポイント
  • システムとの連携:

    ハンディターミナル単体ではなく、在庫管理やWMSとの連携が前提になります。既存システムに対応しているか確認が必要です。連携がスムーズであれば、現場の負担も小さくなります。導入前の検証が欠かせません。

  • 操作性と教育:

    ボタン配置や画面表示は機種ごとに異なります。操作が複雑だと、慣れるまで時間がかかります。 現場で使う人の目線で選定することが大切です。簡潔な操作は定着を後押しします。

  • コストと耐久性:

    端末本体に加え、保守費用やアプリ開発費が発生する場合もあります。 一方で、耐久性が高く、長期間使える点はメリットです。安価さだけでなく、総合的な費用対効果で判断したいところです。

近年の物流業界での位置づけ

近年は、リアルタイムでの情報共有が求められる場面が増えています。ハンディターミナルは、その基盤となるツールとして活用が広がっています。RFID対応機種の導入や、クラウド型システムとの連携も進んでいます。現場の「見える化」を支える存在として、役割は広がり続けています。

まとめ

ハンディターミナルは、物流現場の情報を正確に集め、即座に共有するための携帯型端末です。入荷から出荷、在庫管理まで幅広い工程で使われています。作業ミスの抑制や効率化に貢献し、現場と管理をつなぐ橋渡し役を担います。今後も、物流の基礎を支えるツールとして欠かせない存在といえるでしょう。

ハンディターミナルに関するよくある質問とその答え

Q1. スマートフォンで代用できますか?
A: 一部の業務は可能ですが、耐久性や業務向け機能では専用端末に及びません。落下や長時間使用を想定すると、ハンディターミナルの方が安定します。

Q2. バーコード以外も読み取れますか?
A: 機種によってはQRコードやRFIDに対応しています。扱う商品や運用方法に応じて選定します。

Q3. 導入するとすぐ効果は出ますか?
A: 基本的な作業では比較的早く効果を感じられます。ただし、運用ルールやシステム連携を整えることで、真価が発揮されます。

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